訪問記

 

パスツール研究所訪問記


(就実大学薬学部 教授 中西 徹)

2008年8月11日(月)午後から、共同研究打ち合わせのためパリのパスツール研究所を訪問しました。これまでこの時期のパリは結構暑いという印象でしたが、今年は涼しいようで、前日の夕方シャルル・ド・ゴール空港に着いた時も摂氏20度という気温で、猛暑の日本がうそのようでした。


(Maskos先生と中西先生)
当日はアセチルコリン受容体研究に関する研究ユニットの長であるUwe Maskos教授に面会して、当方のDNAチップ解析の進捗状況についてお話すると共に、Maskos教授の研究の近況についてもお聞きし、今後も研究協力関係を継続して、研究試料および実験データを随時交換するということになりました。
Maskos教授はドイツ ミュンヘンのお生まれだそうで、その後英国で研究され、現在はレンチウイルスによるアセチルコリン受容体遺伝子の導入を中心に研究を展開されています。まだ来日のご経験はないそうなので、機会があればお呼びしたいと思いました。また、当日J.-P.Changeux先生(パスツール研究所名誉教授、日本パスツール協会顧問)もちょうど教室に来られて、当方の研究状況について話を聞いていただくことが出来ました。持参したえびせんべいも気に入っていただけたようでした。

(Changeux先生と中西先生)
夕方にはパスツール研究所で研究に従事している日本人研究者の方々とお会いすることができました。最初に、パスツール協会奨学生として渡仏され、日本学術振興会海外特別 研究員として研究を続けておられる石野智子さんの研究室を訪問し、その後、地下鉄6号線パスツール駅の近くのカフェに皆さんが集合しました。

(日本人研究者と中西先生)

(日本人研究者と中西先生)

 当日集まって下さった方は、他にパスツール協会奨学生の佐藤尚子さん、ヤクルト中央研究所の松木隆広さん、そして神谷和作さん、岡田麻美さんです。この後、6号線沿いでエッフェル塔の近くにあるLe Suffrenというお店に移動して懇親会を行いました。ムール貝などを味わいながら、パリでの生活の様子や研究のことなどをお聞きしました。皆さんの相互交流と激励のためのよい機会となり、大変有意義なパスツール研究所訪問でした。

(記事作成日:2008年8月18日)