今までの活動内容

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

 



チャリティ・ディナーパーティ「ルイ・パスツールの夕べ」

9月4日(木) 六本木ミッドタウンのリッツ・カールトン東京にて、名誉総裁 常陸宮殿下、同妃殿下 のご臨席の下、恒例のガラディナー「ルイ・パスツールの夕べ」を開催しました。

名誉総裁 常陸宮殿下、同妃殿下のご入場後、開宴し、冒頭に常陸宮殿下よりお言葉を賜りました。 その後、北里一郎様の乾杯ご発声で華やかにパーティが開始いたしました。

詳細はこちら⇒「チャリティ・ディナーパーティ「ルイ・パスツールの夕べ」お礼とご報告(PDF)

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御子柴博士レジオンドヌール受章祝賀会

日本パスツール協会会長 御子柴克彦博士が、2013年12月にフランス共和国政府より国家功労勲章であるレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。これを記念して、祝賀会が開催されました。

日時: 2014年2月3日(月)
場所: 銀行倶楽部 3階大ホール
450名超のご参加を得て、盛会裏に終了いたしました。

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「ピンクビューティ2013」チャリティ・ガラ・パーティ

乳がんについての知識向上や検診を促す啓蒙活動を展開する“ピンク・ビューティ”が開催するチャリティ・ガラ・パーティに、2011、2012年に続き、2013年も日本パスツール協会は協力いたしました。

また、2013年度も主催者である“ピンクビューティー”様より多額のご寄付を 賜りましたことを心より感謝申し上げます。 この寄付金は当協会とフランス政府が共同で若手研究者をパスツール研究所に 派遣する奨学金に充当されます。 あらためてご協賛・ご支援賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

日時: 2013年10月12日(土) 18:30 開宴
場所: パレスホテル東京“山吹”
詳細は http://pinkbeauty.jp まで

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チャリティ・パーティ 「ルイ・パスツールの夕べ2013」

シンポジウム「国境なき感染症からあなたを守る」の終了後、我が国の研究グループ(J-GRID)とパスツール研究所(INIP)の連携を記念して、チャリティ・パーティを開催いたしました。国際文化会館の由緒ある庭園を眺めながら、ピアノ・バイオリン・ソプラノの美しいアンサンブルと共に、ブッフェの美味しいお料理を堪能し、初夏の心地よいひと時を過ごしました。

ご参加賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

日時: 2013年5月24日(金) 18:00 開宴
場所: 国際文化会館 樺山ルーム
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館

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パスツール研究所国際ネットワーク・感染症研究国際ネットワーク推進プログラム
ジョイントシンポジウム
「国境なき感染症からあなたを守る」

地球温暖化、南北経済交流の活発化に伴って、これまで熱帯の地域に限定されてきた感染病が、世界中どこでも見られるようになってきました。日本も例外ではなく、様々な熱帯感染症の発生するリスクが高まってきています。既に我が国の研究グループ(J-GRID)とパスツール研究所(INIP)が協力して、熱帯病の監視にあたるネットワークを構築しており、その活動や感染症危機への具体的対応策など、一般市民の皆様に理解して頂く目的でシンポジウムを開催いたしました。

聴講された方はおよそ約120名にのぼり、大変意義のあるシンポジウムとなりました。 シンポジウム開催に際し、ご協賛賜りました企業や団体、ご支援頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

日時: 2013年5月24日(金) 13:00〜17:30
場所: 国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館、パスツール研究所、理化学研究所新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター
助成: 一般社団法人 東京倶楽部
協力: 国際文化会館、日本経済新聞社グローバル事業局
プログラム: 総合司会 宮田 満(日経BP社) *日仏同時通訳付
1. 「感染症研究国際ネットワーク推進事業、J-GRIDの構築と進展」
 永井 美之(理化学研究所)
2. 「The Institut Pasteur International Network」
「Infectious diseases in ASEAN」            
Brey Paul(ラオス パスツール研究所)
3. 「フィリピン重症肺炎の実態(J-GRIDの研究成果)」
押谷 仁(東北大学)
4. 「Emergence of Chikungunya virus in Lao PDR」
Grandadam Mark(ラオス パスツール研究所)
5. 「タイにおけるブタレンサ球菌感染症の実態(J-GRIDの研究成果)
日本における感染症の脅威」
大石 和徳(国立感染症研究所)
6. 「海外進出企業における感染症への対応」
筆口 秀一郎(三井物産)
7. 「パネルディスカッション」
プログラム詳細はこちら

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第2回「パスツリアンを囲む会」

昨年に引続き、第2回「パスツリアンを囲む会」が開催されました。フランスのパスツール研究所での留学時代の経験をお話された先生方と、これから研修生活を始める若い先生との新旧の情報交換の場となり、小規模ながら大変盛会となりました。

日時: 2013年4月13日(土) 16:30 開宴
場所: 学士会館
主催: 日本パスツール協会

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「ピンクビューティー2012」チャリティー・ガラ・パーティ

昨年に引き続き、乳がん撲滅ボランティア団体 “ピンクビューティー”との共催で、2012年11月3日、東京アメリカンクラブに於いてチャリティー・ガラ・パーティーが催されました。 乳がんに関する興味深い講演に続いて、多くの企業・団体からご協賛の品々でのラッフル・オークションやジャズボーカリストによるコンサートと共に素晴らしいディナーを頂きました。

また、本年も主催者である“ピンクビューティー”様より多額のご寄付を賜りましたことを心より感謝申し上げます。この寄付金は当協会とフランス政府が共同で若手研究者をパスツール研究所に派遣する奨学金に充当されます。

あらためてご協賛・ご支援賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

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ルイ・パスツール生誕190周年記念 チャリティシンポジウム「脳障害からの回復を目指して」
〜パスツール研究所 ジャン=ピエール・シャンジュー教授来日シンポジウム〜
(日本学術振興会外国人著名研究者招へい事業)

パリのパスツール研究所より来日されたシャンジュー教授を中心に、4つの講演からなるシンポジウムが開催されました。 ノーベル賞を受賞した話題の”iPS細胞”について等、専門的な分野の講演にも関わらず、聴講された方はおよそ70名となり、質疑応答では予定時間を過ぎる程、活発な意見交換がなされました。

ご協賛賜りました企業やご支援いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

日時: 2012年9月1日(土) 13:30〜16:30
場所: ベルサール神田3F Room1
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館、パスツール研究所、財団法人国際高等研究所
協賛: 日本神経科学学会、日本神経化学会
プログラム: 1. 「神経レセプターの発見から治療薬の開発まで」
ジャン=ピエール シャンジュー(パスツール研究所教授)
2. 「神経受容体と拮抗薬の開発」
花田 敬久(エーザイ株式会社ニューロサイエンス創薬ユニット主幹研究員)
3. 「脳障害から脳をいかに守るか”小胞体ストレスと神経変性”」
御子柴 克彦(理化学研究所脳科学総合研究センター発生神経生物研究チームリーダー)
4. 「iPS細胞技術を用いた神経再生・神経疾患研究」
岡野 栄之(慶應義塾大学医学部生理学教室教授)
プログラム詳細はこちら

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ルイ・パスツール生誕190周年記念
チャリティディナーパーティー『ルイ・パスツールの夕べ』開催

2012年度“ルイ・パスツールの夕べ”チャリティディナーパーティーは6月5日(火)に駐日フランス大使公邸にて開催され、新任のクリスチャン・マセ大使の歓迎スピーチと共に華やかにその幕を開けました。約180名の参加者は、多くの企業から提供された美味しいビュッフェと、ドビュッシー生誕150周年を記念したミニピアノコンサートを堪能されました。

ここにあらためて、ご協賛・ご支援賜りました皆様に心より御礼申し上げます。
日時: 2012年6月5日(火) 18:00〜21:00
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館
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ルイ・パスツール生誕190周年記念シンポジウム
『ルイ・パスツール:人類への貢献』
“医学・生物学研究の原点の自然発生説の検討” 開催

6月5日駐日フランス大使公邸でのチャリティーパーティーに先だち、在日仏大使館大会議室に於いて、下記の通り講演会が開催されました。聴講された皆様は、あらためてルイ・パスツールの偉業に感銘を受け、パスツールや北里柴三郎を範とする自然科学者の育成が急務であることを認識されました。

ご協賛賜りました企業にあらためて御礼申し上げます。
日時: 2012年6月5日(火) 15:00〜18:00
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館
プログラム: 「自然発生説の検討」      長野 敬  (自治医科大学名誉教授)
「パスツールと柴三郎」     北里 一郎 (北里研究所相談役)
討論 「自然科学者育成のために」
詳細はこちら

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第1回『パスツリアンを囲む会』 開催

日仏を中心とした内外研究者の交流促進を設立目的のひとつとしている当協会ですが、下記の通り、初めてパスツール研究所で研鑽を積まれた先生方(パスツリアン)との交流の場が設けられました。留学後、様々な場所で研究活動をされている先生方と当協会会員が親交を深め、さらに本年度末に出発が決定している日仏共同奨学生も交えて活発な意見交換がなされ、大変有意義な場となりました。
日時: 2012年4月23日(月) 18:30開始
場所: ビストロ「ル・プレ・ヴェール」 (東京都渋谷区神宮前5-10-1、4F)

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第5回インターナショナル ワクチンワークショップ開催
〜ヘルスケアの課題 ワクチンにできること : その挑戦と期待〜

第5回インターナショナル ワクチン ワークショップは下記の通り、国際的に活躍されている講師25名を迎え、約120名の聴講者と共に活発な討論がなされました。これに先だち、前日には駐日フランス大使公邸での前夜祭が催されました。

関係各位のご支援・ご協力に対し、心より御礼申し上げます。
日時: 2012年2月18日(土)9:00開始〜19日(日)17:40終了
主催: メリュー財団
共催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館
場所: 国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)
プログラム詳細はこちら

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「ピンクビューティー2011」チャリティー・ガラ・パーティ

乳がん撲滅ボランティア団体“ピンクビューティー”との共催で、2011年10月22日、マンダリンオリエンタル東京に於いてチャリティー・ガラ・パーティーが催されました。
フランス大使館の後援のもと、多くの企業にご協賛を賜り、ご参加いただいた230名余の皆様と共に素晴らしいお料理に舌鼓を打ち、オーラ・リード氏の歌声に酔いしれ、夢のような時間を堪能いたしました。

また、主催者である“ピンクビューティー”様より多額のご寄付を賜りましたことを心より感謝申し上げます。この寄付金は当協会とフランス政府が共同で若手研究者をパスツール研究所に派遣する奨学金に充当されます。

あらためてご協賛・ご支援賜りました皆様に心より御礼申し上げます。

(パーティーの模様はこちら)

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チャリティパーティー『ルイ・パスツールの夕べ』(フランス大使公邸)

2010年度“ルイ・パスツールの夕べ”は11月19日(金)に駐日フランス大使 公邸にて開催され、当協会名誉総裁常陸宮殿下並びに同妃殿下のご臨席の下、 約250名の方々にご参加頂き、大変実りあるチャリティーパーティとなりまし た。特に今回は翌日から2日間に亘り、当協会が主催する国際ワクチンセミナ ーに講師・座長として参加する国内外の先生方にもご出席頂き、当協会支援者 の皆様との交流を深めていただきました。

又、ご参加の皆様は、フランス大使公邸の華麗な佇まいの中、天才少年チェリ ストとして有名な上野通明君の演奏する美しい音色に感動され、多くの協賛企 業から提供されたビュッフェの美味を堪能されました。

関係各位のご支援・ご協力にあらためて厚く御礼申し上げます(詳細はこちら)。

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第4回インターナショナル ワクチンワークショップ開催
〜ワクチン学の更なる展開:我々はどこをめざすべきか?〜

第4回インターナショナル ワクチン ワークショップは下記概要の通り 、当協会主催にて開催されました。

当協会はパスツール研究所の研究支援と共に、先端医科学情報の普及を通じ、 公衆衛生の向上に貢献する事を目的としておりますが、この機会に国内外から 世界的に活躍されている研究者25名を講師・座長としてお招きし、約120 名の聴講者(主に第1線臨床医)と活発な討論を展開して頂き、今後の予防接種(ワ クチン行政)のあり方等をグローバルに検討する場となりました。ご参加の皆 様からは大変時宜を得たテーマで非常に質の高いプログラム内容であったとの 高い評価を頂戴しております。

あらためて関係各位の暖かいご支援・ご協力に対し心より御礼申し上げます。
日時: 2010年11月20日(土)10:40開始〜21日(日)17:00終了
主催: 日本パスツール協会
後援: メリュー財団、パスツール研究所、日本ワクチン学会、フランス大使館
開催場所: 国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)
プログラム委員: スタンレー・プロトキン(ペンシルバニア大学 名誉教授)
神谷 齊(国立三重病院 名誉院長)
カトリーヌ・デュテル(メリュー財団)
アルメル・ファリポン(パスツール研究所 研究室長)
プログラム詳細はこちら

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チャリティパーティー
『ルイ・パスツールの夕べ』(ロイヤルパークホテル)

日本パスツール協会並びに株式会社ロイヤルパークホテル様の共催にて、『ルイ・パスツールの夕べ』を開催いたしました。
当日は、ロイヤルパークホテルの斉藤正敏シェフが率いるスタッフ一同による心を込めたお料理を堪能いただきながら、フランスはじめ世界で活躍されているソプラノ歌手 秋山理恵さんによるミニコンサート及び福引抽選会が行われました。

パーティーに先だち、『新型インフルエンザの最前線』と題し、国立感染症研究所長 宮村達男先生による講演がなされました。

チャリティディナーパーティ:国境なき感染症と闘う日仏協力『ルイ・パスツールの夕べ』

主催: 日本パスツール協会
共催: ロイヤルパークホテル
後援: 在日フランス大使館
パスツール研究所
特別協力: IKEBANA ATRIUM
フランス料理文化センター
協賛: バカラ パシフィック株式会社
グループ・ロシニョール株式会社
エルメスジャポン株式会社
キリンビール株式会社
キリンビバレッジ株式会社
メルシャン株式会社
ロッテ
日本ロレアル株式会社
セイコーウオッチ株式会社
日時: 2009年11月30日(月) 17時〜21時
場所: ロイヤルパークホテル ロイヤルホール(東京都中央区日本橋蛎殻町2−1−1)



プログラム
第一部 講演会
    17:00『新型インフルエンザの最前線』
    講師:宮村 達男(国立感染症研究所長)
第二部 ディナーパーティ
    18:00 開催
             ミニコンサート
             福引抽選会
    21:00 閉会

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2008年度ノーベル医学生理学賞受賞
フランソワーズ・バレシヌシ博士来日記念
『ルイ・パスツールの夕べ』(フランス大使公邸)

HIVウイルスを発見した功績で2008年度ノーベル医学生理学賞を受賞したパスツール研究所フランソワーズ・バレシヌシ教授、そしてフランソワ・アイレ理事長の来日を機に6月1日(月)フィリップ・フォール在日フランス大使ご夫妻主催によるチャリティパーティ『ルイ・パスツールの夕べ』が開催されました。
200名以上の出席者が一堂に会し、2008年G8洞爺湖サミットの総料理長を務められた中村勝宏名誉シェフ率いるホテル メトロポリタン エドモント様による素晴らしいお料理、パリ国立高等音楽院で学び世界を舞台に活躍している国際派ピアノデュオ<宮本玲奈&小田葉子>の演奏等を堪能されました。

日時: 2009年6月1日(月) 18時半
主催: 日本パスツール協会
後援: 在日フランス大使館
協賛: 有限会社エモン トレーディングカンパニー
中外製薬株式会社
フランス料理文化センター
イケバナアトリウム
ロッテ商事株式会社
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン株式会社
明治乳業株式会社
MHD ディアジオ モエ ヘネシー株式会社
日本光電工業株式会社
日本ロレアル株式会社
日本ロレアル株式会社研究開発センター
エス・ビー・エイ株式会社
サントリーワインインターナショナル株式会社
シスメックス株式会社
株式会社鳥新
タレス ジャパン株式会社

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パスツール研究所訪問記



(就実大学薬学部 教授 中西 徹)

2008年8月11日(月)午後から、共同研究打ち合わせのためパリのパスツール研究所を訪問しました。これまでこの時期のパリは結構暑いという印象でしたが、今年は涼しいようで、前日の夕方シャルル・ド・ゴール空港に着いた時も摂氏20度という気温で、猛暑の日本がうそのようでした。


(Maskos先生と中西先生)
当日はアセチルコリン受容体研究に関する研究ユニットの長であるUwe Maskos教授に面会して、当方のDNAチップ解析の進捗状況についてお話すると共に、Maskos教授の研究の近況についてもお聞きし、今後も研究協力関係を継続して、研究試料および実験データを随時交換するということになりました。
Maskos教授はドイツ ミュンヘンのお生まれだそうで、その後英国で研究され、現在はレンチウイルスによるアセチルコリン受容体遺伝子の導入を中心に研究を展開されています。まだ来日のご経験はないそうなので、機会があればお呼びしたいと思いました。また、当日J.-P.Changeux先生(パスツール研究所名誉教授、日本パスツール協会顧問)もちょうど教室に来られて、当方の研究状況について話を聞いていただくことが出来ました。持参したえびせんべいも気に入っていただけたようでした。

(Changeux先生と中西先生)
夕方にはパスツール研究所で研究に従事している日本人研究者の方々とお会いすることができました。最初に、パスツール協会奨学生として渡仏され、日本学術振興会海外特別 研究員として研究を続けておられる石野智子さんの研究室を訪問し、その後、地下鉄6号線パスツール駅の近くのカフェに皆さんが集合しました。

(日本人研究者と中西先生)

(日本人研究者と中西先生)

当日集まって下さった方は、他にパスツール協会奨学生の佐藤尚子さん、ヤクルト中央研究所の松木隆広さん、そして神谷和作さん、岡田麻美さんです。この後、6号線沿いでエッフェル塔の近くにあるLe Suffrenというお店に移動して懇親会を行いました。ムール貝などを味わいながら、パリでの生活の様子や研究のことなどをお聞きしました。皆さんの相互交流と激励のためのよい機会となり、大変有意義なパスツール研究所訪問でした。

(記事作成日:2008年8月18日)


 


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御子柴克彦先生(日本パスツール協会理事)訳
『実験医学の原理』
(クロード・ベルナール著)出版のお知らせ

19世紀の偉大なフランス人生理学者クロード・ベルナール(1813-1878)著書『Principes de medicine experimentale』(没後1947年刊行)の完全和訳。

御子柴克彦先生(理研脳センターグループディレクター、日本パスツール協会理事)、山口知子先生(南八街病院)によって日本語版が実現いたしました。 生命科学研究の方法論と研究姿勢を示し、今後の進む方向を提示している啓蒙書です。
近代医学史上普及の名著と讃えられる『実験医学序説』に対してその『本論』と位 置づけられています。
医学・生物学の基本原理を具体的かつわかりやすく解説されており、学生・研究者に必携の一冊です。

同時に科学に関心ある一般読者にもお薦めできます。
『実験医学の原理』クロード・ベルナール著/山口知子・御子柴克彦共訳
  2008年5月15日初版発行、A5判、480頁、定価 2,800円(税別)
  ISBN 978-4-901689-88-5C3047
  発行:丸善プラネット、発売:丸善
ご興味がおありの方は、日本パスツール協会事務局までお問い合わせ下さい。


 

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パスツール研究所創立120周年並びに日仏交流150周年記念シンポジウム

『ルイ・パスツール:人類への貢献“感染症の脅威と制圧”』

日本大学と共催による記念シンポジウムが10月25日(土)日本大学会館2階大講堂にて開催されました。最初に山内一也博士(東大名誉教授)による基調講演『史上最大の疫病・牛疫 −世界史への影響と獣医学のルネッサンス』、そして、パネルディスカッションでは『カイコがとりもった日仏交流』及び『再興感染症の脅威:日本の狂犬病制圧』という2つのテーマを取り上げ、モデレータを中心にそれぞれの分野の専門家の方々による貴重なお話を伺いました。
今回のシンポジウムは、東京倶楽部からいただいた助成金並びに協賛企業各社からの協賛金によって実現いたしました。

主催:日本パスツール協会、日本大学
後援:フランス大使館、パスツール研究所、日本経済新聞社
助成:社団法人 東京倶楽部(申請中)
協賛:企業約15社
日時:2008年10月25日(土)13:00〜17:30
場所:日本大学会館 2F大講堂(市ヶ谷)
   (東京都千代田区九段南4-8-24 市谷駅A2出口より徒歩1分)
定員: 400名(入場無料)(要事前登録、先着順 10月10日締切)
言語:日本語、仏語(日仏同時通訳付)
事前登録申込・お問い合わせ先:(株)タスプ FAX(03-5970-3997)
     E-mail(pasteur@tasp.co.jp
     URL:http//tasp.co.jp/~pasteur/index
申込方法:上記URLにアクセスして申込用紙をダウンロードの上、FAXまたは
E-mailにてお申し込み下さい

プログラム

13:00-13:10 挨拶
13:10-14:10 基調講演
        『史上最大の疫病・牛疫−世界史への影響と
         獣医学のルネッサンス−』
        山内 一也(東京大学名誉教授)

14:10-14:20          −休 憩−

14:20-15:50 パネルディスカッション『カイコがとりもった日仏交流』
  モデレーター 嶋田 透(東京大学大学院農学生命科学研究科)

15:50-16:00          −休 憩−

16:00:-17:30:パネルディスカッション
     『再興感染症の脅威:日本の狂犬病制圧』
     モデレーター 池田 忠生(日本大学医学部)


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地球上に出現したラッサ熱、エボラ出血熱、エイズ、O157、鳥インフルエンザ、SARSなどの新興感染症は過去40年間に約40件がアウトブレークし、沢山の生命が奪われています。これらの多くは動物由来感染症です。マクシム・シュワルツ博士(Dr. Maxime Schwartz)パスツール研究所名誉所長の来日を機に新興感染症をテーマとした講演会を開催。

日時:2008年7月4日(金)18:00−20:00
場所:日仏会館ホール(東京都渋谷区恵比寿3-9-25)
主催:財団法人日仏会館、日本パスツール協会
   日仏医学会、日仏海洋学会、日仏工業技術会、日仏生物学会
   日仏獣医学会、日仏農学会、日仏薬学会、日仏理工科会
後援:在日フランス大使館、日本経済新聞社
定員:140名(入場無料)、日仏同時通訳付

18:00-18:05 開会の辞
18:05-19:05『新興感染症は何処から来るか?』
       マクシム・シュワルツ氏(パスツール研究所名誉所長)
19:10-19:40『日本の新興感染症研究の新しい枠組み、
        アジア−アフリカ研究ネットワークの構築について』
        永井 美之氏
        (独)理化学研究所感染症研究ネットワーク支援センター長
19:40-20:00 討論(質疑応答)
        司会:池田 忠生(日仏会館学術委員)

 

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第4回総合人間学国際シンポジウム『開放知としての科学と宗教』

生物にとって「知」とは何か
人間の脳はどのようにして地を形成するか
科学と宗教を開かれた知とする条件は何か
理性と信仰はいかにして創造性あふれる
「開放知」となり得るのだろうか
 

開催日: 2007年12月10日(月)13:00−18:15
2007年12月11日(火)13:00−18:00
場所: 日本財団大会議室(東京都港区赤坂1-2-2 日本財団ビル)
共催: 日本パスツール協会、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
笹川日仏財団
定員: 先着200名(入場無料)(要事前申込)
申込先: 東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所
042-330-5603
詳細及び申込はHP(http://www.classics.jp/GSH/)をご参照下さい
内容: パスツール研究所名誉教授ジャン=ピエール・シャンジュー(脳神経学者・フランス学士院会員)が来日し、講演『モラルの脳科学的基盤』(12/10)及びパネルディスカッション『グローバル時代の科学と宗教』(12/11)に参加いたします。また、御子柴克彦(当協会理事・理化学研究所)もパネリストとして出席いたします。 今回のシンポジウムでは、人間の脳が世界観を作る仕組みを念頭に置きつつ、世界観としての科学と宗教の現状と将来を展望します。動物行動学者の日高敏隆氏による『動物の知性』他、先史時代の人類や日本、中国、インド、イスラーム、イスラエル、古代ギリシャの知性についてそれぞれの専門家が講演を行います。


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パスツール研究所
創立120周年記念シンポジウムの開催

 

パスツール研究所が1887年に創立されてから、2007年はちょうど120周年にあたります(開所は1888年)。研究所創立120周年を記念して、シンポジウムを開催いたしました。

 

パスツール研究所創立120周年記念シンポジウム
ルイ・パスツール:人類への貢献
”暮らしを変えるバイオ”

主 催:

日本パスツール協会、日本経済新聞社

日 時:
2007年6月5日(火)13:00−17:00
場 所:
日経ホール(日本経済新聞社8F) (大手町)
 
後   援: 在日フランス大使館
社団法人北里研究所
パスツール研究所(仏)
特別協賛: アサヒビール株式会社
サノフィパスツール株式会社、
曙ブレーキ工業株式会社、
味の素株式会社、
共立製薬株式会社、
第一三共株式会社、
明治製菓株式会社、
明治乳業株式会社。
協   賛: SG信託銀行
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン株式会社、
アクサ生命保険株式会社、
アリジェン株式会社、
アレバ・ジャパン株式会社、
ヴェオリア・ウォーター・ジャパン株式会社、
セティ株式会社、
トタル・トレーディング・インターナショナルS.A.東京支社、
フランス電力日本駐在事務所、
メリアル・ジャパン株式会社、
日仏貿易株式会社、
日本ビオメリュー株式会社、
定 員:

600名

参加費:
無料(事前申込制:要受講票)
内 容:
第一部 基調講演:養老 孟司 氏(東京大学名誉教授)
第二部 パネルディスカッション:
モデレーター:宮田 満 氏(日経BPバイオセンター長)
プログラム:
ご挨拶 パスツール研究所理事長
    フランソワ・アイレ
    (Francois Ailleret)
    パスツール研究所アジア統括責任者
     ポール・ブレ(Paul Brey)
第一部 基調講演  養老孟司(東京大学名誉教授)
    『ルイ・パスツールを現代から考える』

第二部 パネルディスカション
    『暮らしを変えるバイオ:その生みの親 ルイ・パスツールを語る』   


モデレーター:
宮田 満(日経BP社 バイオセンター長)
パネリスト:

北畠克顕(日本農芸化学会 評議員・農学博士)
上野川修一(日本大学 生物資源科学部 教授)
鳥居邦夫(科学技術振興機構 創造科学技術推進事業 元総括責任者)
塩見和朗(北里大学北里生命科学研究所 教授)
神谷 齊(国立病院機構 三重病院 名誉院長)
上田建仁(トヨタ自動車 常務役員)

 

 

開催趣旨:

19世紀の半ば、生命の自然発生説が広く信じられていた頃、ルイ・パスツールはいち早くワインの変質が微生物によることを見抜き、ワインを一定の時間、一定の温度に保てば変質を防止できることを証明しました。これが、彼の名をとった低温殺菌法(パストゥーリゼーション)です。その後、ルイ・パスツールは、発酵から病原体へ更に免疫やワクチンの研究に進み、人類の健康に測り知れない貢献をもたらしました。ルイ・パスツールの残した多方面 に亘る幾多の輝かしい業績や解明された原理は21世紀においてもいささかもその価値を失うことはなく、いま、時代の先端を行くバイオテクノロジーの元祖ともいわれています。

狂犬病ワクチンの開発と成功により、世界各地からのメセナに支援されて、1887年5月(開所は翌年11月)にパスツール研究所が設立されました。そこで日本パスツール協会と日本経済新聞社は、パスツール研究所創立120周年を記念して、ルイ・パスツールの業績を顕彰するためのシンポジウムを開催いたします。

科学の世界で『人類の恩人』とさえいわれているルイ・パスツールは、わが国ではその存在さえも忘れられがちな傾向にありますが、その不滅の業績を現代から見直すことにより、今や日々の暮らしに直結している明日のバイオテクノロジーの発展を予見することも可能と言えましょう。また、ルイ・パスツールの真理の追究に対する不屈の精神と研究態度を顧みることは、今日議論されている科学教育のあり方を考える上でも何らかの示唆になるのではないでしょうか。

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フランス大使ご夫妻主催レセプションが
開催されました

6月4日(月)パスツール研究所創立120周年を記念 して、 フランス大使ご夫妻主催によるレセプションがフ ランス大使公邸で開催されました。

常陸宮同妃両殿下、 パスツール研究所フランソワ・アイレ理事長ご臨席の下、 日頃当協会を支えてくださる方々、パスツール研究所 ゆかりの方々等約200名が一堂に会しました。

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常陸宮殿下が日本パスツール協会名誉総裁にご就任されました。

4月より日本パスツール協会の名誉総裁に 常陸宮殿下がご就任されました。

6月4日(月)にフランス大使公邸で開催さ れた大使ご夫妻主催のレセプションには、 日本パスツール協会名誉総裁として妃殿下 と共にご臨席になられました。

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パスツール研究所制作DVDの日本語版
『現代からパスツールを見る 〜パスツール研究所の歴史と使命〜』

1995年にルイ・パスツール没後100周年記念としてパスツール研究所が制作したDVD『Pasteur: a contemporary view』の日本語版を作成いたしました。オリジナルDVDの内容にパスツール研究所と日本の関わり、そして現在パスツール研究所で研究活動をしている日本人研究者達たちのインタビュー等が収録されています。

女優の吉行和子さんがナレーションをご担当くださいました。

ご希望の方は、事務局までお問い合わせください。


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2006年度 パスツールワイン チャリティ・キャンペーン

当協会宛にご寄付いただいた方々に対し、ワインをプレゼントする『パスツールワイン チャリティ・キャンペーン』を12月15日まで実施いたします。

ご寄付1口(5,000円)につき、パスツール研究所が所有する『Chateau des Ravatys(シャトー・デ・ラヴァティ)』で醸造されたワイン(Cote de Brouilly 2003)を1本、5口ご寄付いただいた場合は6本進呈いたします。

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書籍『フレンチ上海』にパスツール研究所上海が掲載されています

平凡社より出版されたコロナ・ブックス『フレンチ上海 東洋のパリを訪ねる』(にむらじゅんこ・文)は、上海のフレンチタウンをわかりやすく紹介しています。文中にはパスツール研究所上海に関する記載があり、2枚の写 真「パスツール研究所上海及びルイ・パスツール胸像(いずれもパスツール研究所所蔵)」の写 真提供に当協会は協力いたしました。

 

 

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ルイ・パスツールが行った実験がNHKで再現

NHK教育テレビの子供向け教育番組『理科5年ふしぎワールド』7月放映分『第7回受けつがれるいのち』において、ルイ・パスツールが行った生命の自然発生説を否定する実験が再現されます。 放送内容は下記の通りとなります。

放 送 日 :平成18年7月12日(水)、13日(木)、
           19日(水)、20日(木)

放送時間:水曜日 午前10:00〜10:15、
     木曜日 午前10:15〜10:30
番 組 名 :理科5年 ふしぎワールド
副  題 :第7回 受けつがれるいのち
内  容 :生命の起源と連続性を科学史を交えて紹介。
 19世紀中頃までは親がいなくても生まれる生命もあるという考えがあったが、ルイ・パスツールは微生物ですら親が無ければ生まれないことを実験で証明。
放 送 局 :NHK教育テレビ
番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/rika5/ja/frame.html
当時、パスツールが使用したものと同じようなスワンネックのフラスコを用いて実験が行われます。


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謹んで哀悼の意を表します

当協会の顧問・橋本龍太郎元首相が7月1日(土)14時、多臓器不全のため急逝されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

故橋本元首相は当協会の活動に深い理解を示され、2002年3月、パスツール研究所支援協会設立時から顧問を引受けられました。2003年6月には、日仏議員連盟会長として渡仏された際、日本側議員数名と共にパスツール研究所を訪問され研究施設をご見学の後、当時のフィリップ・クリルスキー所長主催の昼食会に招待され、親しく懇談されました。

 

 


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パスツール研究所ロゴ入りエルメス スカーフ
チャリティ販売のお知らせ

エルメスジャポン株式会社のご好意により、日本パスツール協会の創立一周年を記念してパスツール研究所のロゴ入りスカーフが現在国内のエルメス直営ブティックで発売中です。

Au gre du vent と題された美しいオレンジ色の特製スカーフ(税込み価格42.000円)は日本国内限定で700枚制作されました。

販売代金の一部が日本パスツール協会に寄付され、活動資金の一部として特に日仏共同パスツール奨学金の基金に充当されます。

4月17日にパスツール研究所所長アリス・ドートリー教授が来日した際、エルメスジャポン齋藤峰明社長より同所長に4月までの販売代金からの寄付が手渡されました。


Design by
Dimitri Rybaltchenko

  エルメス社のご好意に心より御礼申し上げ、当協会の今後の活動に大きな励みとなったことをご報告申し上げます。

同スカーフは引き続き本年末まで販売されますので何卒皆様のご協力をお願い申し上げます。

尚ギフトとして多数枚ご購入ご希望の場合は下記エルメス銀座店までお問い合わせください。
エルメス銀座店 03-3289-6811、ご担当 :池内様・笹井様



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4月17日、パスツール研究所の新所長アリス ドートリー博士が以下の日本パスツール協会の設立1周年記念事業に参加することを目的として来日しました。

トゥールダルジャン=ルイ・パスツールの夕べ
4月17日、高円宮妃殿下、駐日フランス大使ジルダ ル リデック大使閣下夫妻ご臨席のもと、トゥール ダルジャン東京で、日仏共同パスツール奨学金の基金設立を目的とした、チャリティパーティが行われました。
醸造、発酵プロセスの発見にも多くの貢献をした、ルイ・パスツールを讃えて特別 メニューが用意されました。多くの参加者、企業、ボランティアの方々のご協力により、パーティは所期の目的を果 たし、日仏共同パスツール奨学金基金は順調に発足いたしました。皆様のご協力に深く感謝いたします。

 

フランス大使公邸パーティ

また4月19日には日本パスツール協会の発足1周年と、パスツール研究所の新所長来日を祝って駐日フランス大使公邸で記念パーティが行われました。

大使閣下からの励ましのスピーチをいただき、アリス・ドートリー所長から、今後、いっそう日本との科学協力関係充実に向けて努力するとの答礼がありました。


日本パスツール協会の活動へ、多大の貢献をして下さった、曙ブレーキ工業株式会社、LVMH モエ ヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン株式会社、エルメスジャポン株式会社、トゥールダルジャン東京へ、アリス・ドートリー所長よりパスツール研究所からの感謝状が手渡されました。

2006-7年度パスツール奨学生石野智子さんも出席。大使閣下はじめ、会場の出席者から激励、助言等を受けて、7月からのパスツール研究所での研究生活に向けて胸ふくらむ思いだと感激の面 持ちでした。


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東京大学医科学研究所−パスツール研究所合同国際シンポジウム

4月18日、東京大学医科学研究所とパスツール研究所との共同シンポジウムが『100年におよぶ感染症の恐怖との戦い』と題して、東大医科学研究所講堂(東京都港区白金台)で行われ、会場には200名を越える参加者が集まりました。 (当日のプログラム